自宅でレコーディング!
と、そんな時代なので。
自宅で録音する際の”ひとくちメモ”を…
ノイズ
とにかくこれが最大の敵です。
”ぶぅ〜”という低いノイズ、”しゃぁ〜”という高いノイズ…
色々ですが。
対策としては。
*楽器を接続してる場合には、そのケーブルを良いものに替えてみる。
*楽器(特にエレキギターなど)から手を離すと、特にノイズが大きくなる場合には、アースが取れていません。
何のことやら分からない人は、とにかくギター屋に持っていきましょう。
やさしい店員さんが修理してくれるはずです。
新しいギターを薦めてくるようなおバカな店員がいる店は、入り口付近のギタースタンド2,3本蹴散らして帰りましょう。
*部屋に蛍光灯はついていませんか? 消した途端、ノイズも消えることも。
*パソコンのモニターの前でギターを弾いてると、ピックアップが反応してノイズを発生することもあります。角度を変えてみる・距離を離す、などでノイズが減ります。
アールミュージックに持ち込まれる録音済みの音源で、上記のようなノイズが含まれていることがたまにあります。
なんぼ良い曲・良い作品でも、ノイズが入ってちゃ台無しです。
「えぇ〜っ、ノイズぐらいそっちで取ってくれよぉ〜」なんてことを、平気で言うてくる方もおられますが…
入ってしまってるノイズを取るのは大変なんやぁ〜っ!
どうぞ、録音時のノイズには気をつけて。
あと、意外と知らない方も多いようですが。
*マイクやプリアンプに、”ローカット”スイッチがついている場合には活用しましょう。
このスイッチをONにすると、ある周波数以下の低音域をばっさりカットしてしまうのです。
こうやって、不要な低音域をカットすることで、バスドラの音も前に出てくるし、他の楽器の演奏も際立ってきます。
ま、元の演奏にもよりますが。
*歌を録る時には…
マイクに吹きかかる息に気をつけてください。
”ぼわっ”っていうノイズ(”吹かれ”と言いますが)になってしまいます。
そして、一番大事なこと。
恥ずかしがらずに、全開で歌う。
もちろん大声で怒鳴るのを薦めてるわけじゃありませんが、初心者の方ってどうしても引っ込みがちですから。
*パソコンのソフト(SoundItや、Cubaseなど)を使って録音・編集される方。
自分が演奏した音は、オーディオインターフェイス(以下I/F)→パソコン→I/F→ヘッドフォン
という経路で音が流れていきます。
この経路の中で、実際の発音からいくらかの遅れ(レイテンシー)が発生します。
このままだと、いくら頑張っても演奏がバックとずれてしまいます。
これを回避するためには、”バッファサイズ”を変更する必要があります。
バッファサイズを小さくすると、レイテンシーは少なくなりますが、パソコンの処理能力が追いつかなくなるとノイズや音切れが発生します。
この辺に”正解”はないので、お手持ちの機材と相談しながらベストのセッティングを見つけてください。
宅録初心者の皆様、少しはお役に立ったでしょうか?
「そんなこと、とっくに知ってるんだよっ!もっと専門的なこと教えろ!」
「すでに言ってる意味がわからない…」
色々だとは思いますが。
もしお気づきの点や、ご質問などがあればお気軽にどうぞ。
アールミュージックはいつも初心者の味方です。