更新もすっかりご無沙汰になってしまっております。
基本的にこのコラムは、”アールミュージックのことをよく知らない”というお客様に、ざっと雰囲気だけでも知っていただくために書いているのですが…
先日スタッフのお母様も読んでくださっているとのお話を聞いて、すっかり萎縮してしまっております。
「うちの子、こんな会社で働いててダイジョウブかいな!?」と思われてないか…?

幕張見聞さてそろそろ何か更新しないと…と思っていた矢先に、こんな事件がありました。
「さて今日は打ち合わせ。天気も良いし、バイクでびゅーんと」と思ったら、我が愛車のキーシリンダーがこんなことに。
西洋の方ならここは両手を天に突き上げて「No〜!」と叫ぶところでしょうか。
残念ながらわたくしは日本人ですので、「げっ!」と短く呟いただけでしたが。

しかしまぁ何とも荒っぽい…
あまり詳細を書くわけにはいかないのですが、 このバイクは○○を○○して○○したら楽勝でエンジンかかるものなんです。
ちょっとバイクのことを知ってる方ならすぐに分かるはず。
ドライバーか何かでコジったんでしょうが、その幼稚さに腹が立つ!

そんな基本的なことも知らないヤツに、我が愛車がいじくられていたと思うと、これほど哀しいことはありません。
いっそ”手際よくチャチャっと盗めよ!”と怒ってやりたくなります。
(ほんまに盗まれてたらあかんやん)
ついでに犯人に言うておきますが、上記の”○○したら…”というのはあくまでも”エンジンがかかる状態になる”だけで、わたくしの愛車はその後にキックスタートしなければいけません。
スクーターのようにボタンひとつで楽ちんスタート、という訳には参りません。
慣れるまではガソリンスタンドでエンジン止めるのもためらわれるほどの難易度です。
バイクの基本的な構造も知らない小僧には無理なんだよ!
ションベンデカオアラッテデナオシテコイ!

失礼、立腹のあまりつい…
さて盗むと言えば、わたくし達のような音楽業界ではこんなこともあります。
https://www.youtube.com/watch?v=VQvlIihvufk&list=RD02E3NlIiPZpps
https://www.youtube.com/watch?v=pjWIxV1Fako&list=RD02E3NlIiPZpps

いわゆる”ぱくり””盗作”というヤツですね。
オリジナル作品・作家への愛情や敬意が感じられたり、何世紀も前の大作曲家の曲をネタにしているなら、まぁアリだと思います。
あと、明らかに笑わそうと思って確信犯的にやってるような場合は。
けど、つい数年前の、しかも全米ヒットチャートに入ったような曲を日本人がいかにもオリジナル!と言わんばかりにパクっているのを見ると、哀しくなりますね。
ジャネット・ジャクソンの曲を安室ちゃんが…なんて、いかにも過ぎて、残念過ぎます。

ひと昔前に流行った”冬ソナ”の主題歌、コード進行はジャズの名曲の”枯葉”とまったく同じ、という話も聞いたことがあります。
作曲家自身が公言してるそうです。


なんなん、それ。
それで”作曲”といえるのか。
イヤやなぁ、そういうのは。

とは言いながらも、じゃぁ”アールミュージックの作品は全部オリジナリティの塊か?”と問われれば、うつむいて小さく首を振るしかありません。
どこかで観たような編集手法が、そこかしこにある、かも知れません。
が、やっぱりそこは最大限”これはうちのオリジナルじゃい”と言えるような仕事を心がけたいですね。

最初はスタッフのお母さんを意識し、途中から腹立ちまぎれの放言になり、最後にもう一度お母さんとクライアントさんを意識してネコをかぶる。
今日はそんなコラムでした。

 

 

▲アールミュージックのHOMEに戻る▲

▲このページを閉じる