お久しぶりの更新です。
眉をひそめられているだろう、けどこっちにも言い分が…という話を今日は。
40歳も目前というえぇ歳こいたおっさんですが、外食の時には野菜を食べません。
例えばハンバーグのお皿に載ってる小さなサラダや、プチトマト。
お百姓さんには大変申し訳ない気持ちで一杯ですが、食べません。
10代後半、主に居酒屋やバーなどの飲食店で日々バイトに明け暮れていました。
その時に学んだ裏事情を…
全部の店が、ではないと思いますが、洗い場に下げられてきたお皿から、手つかずの付け合わせだけを取り分けておいて再利用する、ということは、度々ありました。
専用のザルを置いといて、"これまだいけるやん"なものは、そこへポイ。
忙しくなってきて、洗い場のシンクが満タンになってくると、栓が詰まってきて汚水が溢れそうになることもしょっちゅう。
洗剤やら脂やら吸殻やら、そんなものと一緒にさっきのザルもぷ〜かぷか。
それをささっと水切りして、また調理場へ戻す訳です。
さぁあなた、食べられます?
あと、"本日のお勧め"も、まず頼みません。
明日には生ゴミになるけど今日のうちなら何とか食えるやろ、という食材を、僕が働いてたある店では"アニキ"と呼んでいました。
"お勧め"というよりは、"これ食ってくれると、原価率を抑えられて助かるわぁ"という、アニキのリストです。
開店前のミーティングで、チーフから"今日のアニキはこれとこれ。特に角煮は原価高いから何とか売り切ってくれ"というような話がありました。
ただ、このリストには"今日はラッキーな仕入れが出来たよ!これきっと旨いよ!"という本当のお勧めが含まれています。
玉石混交。
見分けるのは、慣れと経験が必要ですね。
なにごとも…