お久しぶりの更新でございます。
一応、頭の片隅には「更新しないと」という意識はあるんですよ。
が、それ以上に…
録音・撮影のお仕事の流れには、いくつかの段階がございます。
(アールミュージックの内側でのお話です)
1.現場に向けての準備期間
スタッフや機材などの手配をします。
お気に入りのグッジョブ!なスタッフが毎回空いているとは限らないので、そこは"バランス"ですね。
あとは事前にお送りいただいた資料(スコアや照明プラン表など)に目を通して、撮影の内容をある程度
考えておく、という作業もあります。
2.現場
集合、機材のセッティングからリハ、本番、撤収、スタッフ解散まで、気が抜けません。
スタッフに配ったタイムテーブルにミスがあったことに当日の朝気がつき、顔面蒼白になったこと数回。
寝坊して集合時間に現れないスタッフ、年に数名。
(うち1名は1週間に2回。 君、次は死刑だよ)
現場について機材の忘れ物に気がつくこと、年に1回。
会場の近所にミドリ電化とかあると安心します。西宮の芸術文化センターとかね。
3.映像/音声の素材を取り込んですぐ編集
といきたいところですが、いつもここで1〜2日空白期間があります。
特にDVD制作の場合、撮影内容をざっとチェックして、事前に考えていたプランどおりいけるのか、
予想以上なのか以下なのか。
その辺りを吟味するための、冷却期間ですかね。
(冷却してる暇あったら、とっとと仕事せぇ!、とか言われそう…)
4.編集
1回取り掛かれば、あとはもう怒涛の勢いです。
一度波に乗れれば、逆に徹夜になっても良いので、"ノリ"が醒めないうちに…
5.クライアント様からOKをいただけたら、プレス・印刷の手配をして、しばし"待ち"期間。
6.問題なくCD・DVDやジャケットなどが完成したら、あとはアッセンブル(組み立て)工程→納品。
外注しようかという話もあったし、営業かけてくる業者さんもあるんですが、やっぱり最後の仕上げは大事!
ということで、アールミュージックではここはスタッフによる手作業。
で、なんでこんな話を書いているかと言いますと。
今ちょうど数件の大きな現場が終わり、上記"5"が重なっている時期なんです。
次の現場まで少し間があり、かと言ってプレスが上がってくるまですることも無し。
そんな時にたまたまネットで見つけた、"LoudPark’09"!
ご存知でない方のためにご説明しますと、国内外のハードロックのバンドがいっぱい集まって、1日中フラフラになるまでライブ漬け、というイベントです。
雨が降ったらずぶ濡れ。
暑かったら日射病。
何もなくても汗まみれ、筋肉痛。
好きでない人には、何が嬉しいのかさっぱりお分かりいただけないと思いますが。
今年のそのイベントに、おっちゃんの大好きなバンドが出る予定なんです。
しかも5つも!
ヘッドライナーがJudasPriestでっせ、あんた!
何、今度の土曜日?
空いてるじゃぁないか!
こんな機会、次はいつになるか分からんよ?!
いやいや、うちのマンションの外壁工事がもうすぐ始まるから、べランダの片づけを手伝わなアカンのじゃないのか?
マンションの外壁とMEGADETHとどっちが大事なんよ?
ANTHRAXも来るんよ?
LOUDNESSも急遽出るんよ?
網戸もこの機会に洗うんじゃないの?
ジョージ・リンチなんて、この次いつ日本に来るんよ?
もう死ぬかもよ?
ロブ・ハルフォードがまた脱退したら、このLoudPark’09が最後のチャンスになるかも。
イッショウ後悔するよ?
網戸なんか、年末で…
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と、現在悶々としております。
さてどうなることやら…